お酒を飲むときのお気に入りのグラス。
ねこと月。吉祥寺あたりのお店で買いました。もう10年ぐらい使っています。
今日のお店：『サカノチカ』渋谷、の続き
昨日の続きです。
結局、怪しげなエレベーターを降りた先の恐ろしげな鉄の扉を前に正常な思考ができなくなったのか、すごい勢いで扉を押し開けたのです。
入ってみれば、普通のバルでした。どんなパーティーもやっていません。そりゃそうだ。
先客もおらず。カウンターの中には穏やかそうな店員さんがひとり。
メニューをみると、日本酒は20種類以上あるでしょうか。130mlで¥600。量も値段もちょうど良い。130だったら2杯かな。
たくさんありすぎて迷ったけれど、今日のお酒はこれ。
- 七賢 春しぼり おりがらみ：すっきり爽やか軽快な飲みやすいお酒。私の好きなタイプです。
おつまみもだいたい¥500〜¥700とお手頃な価格帯です。渋谷なのに。
お酒もおつまみも雰囲気もお値段もとても良いお店でした。店員さんの距離感もちょうど良かったです。思い切って入って良かった。
今日のお会計 ¥2500ぐらい
七賢 ¥600
大倉 ¥600
大長なすのカルパッチョ ¥500
生麩の田楽 ¥500
ごちそうさまでした。
私はいつも早い時間に飲みに行くので、帰り際に「この後どこか行くのか？」的なお見送り言葉をかけられることが多いのですが、いつもは「えぇ、ちょっと友人と待ち合わせを…」と口から出まかせで返事をしていました。でも今日は「いいえ、家に帰るだけです。」と本当のことを答えられました。見栄をはらなくなった私。成長しています。
今日のお店：『サカノチカ』渋谷
今日のお店は、渋谷の日本酒バル「サカノチカ」。ネットで見つけたお店です。駅から近く、日本酒の種類も多そうだし、カウンターもあるし、そんなに高くなさそうだし、という理由で行ってみることにしました。
渋谷は何度か来たことがあるけど、いつも混んでいるイメージ。でもまだ17:00過ぎだし、入れるよね？と思いつつ、いつも通り道に迷ってから到着。予想以上に小さな看板でした。これは気付かず通り過ぎても私だけのせいじゃないわ。
ビルに入ると街中の喧騒とは打って変わって人の気配がありません。そして奥に小さなエレベーターがあり、これで地下に降ります。階段があれば階段を使いたいけど、階段につながるかもしれない怪しげな扉が何個かあり、とても開ける勇気なんてありません。仕方がないので怪しげなエレベーターを待ちます。渋谷、雑居ビル、地下…。もうこれだけで田舎者のおばちゃんには全てが怪しげに見えてしまう。怖いよー。(°_°)
誰とも会うことなく、無事に地下へ到着。地下は1階より狭く、エレベーター前に1畳ほどのスペースしかありません。そして左を向くと、こんな感じ。
鉄の扉ドン！中が見えない！飾りなし！ウェルカム的な雰囲気ゼロ！
ひーっ、怖いよー😱😱😱。中はどうなってるのー⁈ こ、ここを開けるの？
一瞬でいろんな想像が脳裏をよぎります…。
中であんな人やこんな人が、あんなことやこんなことで盛り上がっていたらどうしよー。都会は怖いよー。
つづく
ソーバーキュリアス
最近の若い人はお酒をあまり飲まない。そんな記事を読んでいるときに「ソーバーキュリアス」という言葉を知りました。
アメリカで生まれた言葉で、身体や精神の健康のために、あえてアルコールを飲まない人たちを指すようです。
ビーガンだったりソーバーキュリアスだったり、いろいろな健康法が出てくるわね。
そしてそんなソーバーキュリアス向けに、ノンアルコール専門のバーなどが登場し始めているとか。
アルコールは飲まないけどバーの雰囲気を楽しみたい人たちにもってこい、だそうです。
最近の中年が、昭和のオヤジたちほどタバコを吸わず、アイコスが登場したのと同じ流れなんでしょうか。面白いなー、って思いました。ジェネレーションギャップ？
タバコ離れ、アルコール離れの次はなんだろう？ そういえば海水浴離れもあるみたいだし。
インスタント食品離れ？ カカオ離れ？ カラオケ離れ？ 仕事離れ？ 健康離れ？
太田和彦さん
「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」というBSのテレビ番組が好きです。いつ放送しているのか、太田和彦さんとは誰なのか、全くわかりません。
たまたまやっているのをときどき見かける程度の頻度で見ています。お酒を飲みながら見ているので、一緒に飲んでいる雰囲気で、なかなか楽しいんです。
太田さんが良い感じなんです。
でも太田さんってどこの誰なんだろう。調べたことはありませんし、この先も敢えて調べないつもりです。実はどこかの大富豪だったとか、奥さんが大女優だったとかだったらイメージがくずれちゃうから…。
太田さんはいつもまったりマイペースで飲んでいます。最近の芸人やタレントなどのガチャガチャしたレポートとは違い、全く盛り上がりません。
穏やかな語り口で淡々と進行して行きます。プライベートで散策しているような雰囲気です。
「僕はねー、長野県の田舎の育ちなんだけど、子どものころからお袋がネギ食べなさいって。ネギ食べたら頭が良くなるから、って。その効果はなかったんだけど。ふふふふふ。」という感じで終始穏やかに飲んでいます。こういう人と椅子を2個ぐらい挟んだ席で飲みたいです。こういう人がカウンター越しに店主と会話している内容をこっそり盗み聞きしながらぬる燗を飲みたい。
でもこんな穏やかな太田さん、生卵が苦手なんですって。生卵が出されそうになったときは食い気味で「オレ生卵ダメなんだよ」って言ってました。
えっ、太田さん、自分のこと「オレ」って言った⁈
普段「僕はね、」って言う人が「オレ」って思わず口に出してしまった場面。結構衝撃的でした。素の太田さん、実はオラオラ系かも？？？
