先日の、雨の降る夜、ついにやりました…。小心者でけちんぼのせいか、どうしても一歩を踏み出せなかったひとり外飲み。40過ぎてようやくデビューすることが出来ました。
でも実際にお店の扉を開けるまでの、私の心の中の葛藤があなたにわかるでしょうか?
お店がある駅に向かう電車の中で。駅の改札で。時間が早過ぎたため途中で立ち寄ったブックオフで。道に迷ってたどり着いたスーパーの中で。ようやくたどり着いたお店の扉にかかっていた「準備中」の看板の前で…。
何度も心が折れそうになりました。
このまま帰っていつも通り家飲みにしちゃおうかな。
雨の中、飲み屋に行く道に迷うなんて。
必死に地図を見てるかわいそうなオバちゃん。周りの人に飲み屋の場所を探してるってバレたら恥ずかしっ。
そこまでして一人飲み、必要?
しかも3分前に着いちゃったよ。ここで待つの?おまけに隣の店のお兄さんが呼び込みを始めちゃたし。目が合っちゃったじゃん。もうこっちでいいかな。いやでもどんなお店かわかんないし。
とりあえずこの辺を一周して来よう…。
そして3分後、小さな勇気を振り絞ってお店の扉を開けたのです。
それは、新しい世界への扉でした。