ひとりのみ日記

ひとりのみ日記

中年女性がひっそり一人飲みをしています

唐千寿への愛が止まらない。涙

自分でも気づかないうちに唐千寿への愛が溢れていることに気付かされる出来事がありました。

涙なしでは語れません。

久しぶりに外飲み行ったときのことです。

初めてのお店でした。

コロナウィルスのこともあり空いているだろうな、と思って入店したら思いの外混雑しており、人気店であることが窺われました。

ウキウキしながらメニューをみると、「いぶりがっこポテトサラダ カラスミとともに」というものがありました。

普通のポテトサラダはあまり頼まないけど、いぶりがっこポテトサラダ⁉️ 食べてみたい❗️で、早速注文してみました。いぶりがっこの香りがたまらなく美味しいポテトサラダでした。うまー(°▽°)。

そしてポテトに突き刺さっているカラスミを食べると。これ唐千寿じゃん!そういえば見た目もまんま唐千寿じゃん!

いぶりがっこが食べたくて頼んだからカラスミには思い入れはないけど、唐千寿じゃん!「カラスミとともに。」って書いてあったのに唐千寿じゃん!この鶏卵風味は絶対唐千寿じゃん!いつも食べてる味じゃん!

メニューを何度も確認したけど、「カラスミ」としか書いてない。カラスミって書いてあるのに唐千寿。これだめでしょ。良いお店だと思ったのになんかがっかり。一気にテンションが下がりました。

もう唐千寿のことで頭がいっぱい。

これは、確かめねば…!

hitorinomiko.hatenablog.com

 

普段はひっそり飲んでいる私ですが、お代わりのお酒を頼むときに思い切ってフロアのお姉さんにこっそり聞いてみました。

飲み子「これは何ですか?カラスミ?」

お姉さん「はい!、カラスミです!」(満面の笑み。)

飲「カラスミ…。本物の? 唐千寿じゃなくて?」

姉「?はい、カラスミですけど…カラセンジュ? ちょっとわからないです」

飲「あの、カラスミか唐千寿か、聞いてきてもらえますか?」

姉「はい。カラスミか、カラセンジュか、ですね…。」

・・・・・・・

姉「お待たせしました。カラセンジュだそうです。」

だよねー。

これ、ダメでしょ。カラスミって書いて唐千寿をだしたら、だめでしょ。唐千寿は美味しいけど、カラスミじゃないよ。ボラの卵じゃなくて、サメとタラと鶏でしょ。唐千寿は美味しいし大好きだけど、カラスミとは根本的に違うよ。値段も違うし。アボガドをマグロといって出すぐらい違うよ。アボカドは美味しいし大好きだけど、マグロじゃないよ。堂々とアボカドっていって出してほしい。

カラスミと思われながら食べられる唐千寿のことを思うと不憫でたまらない。唐千寿のことを侮っているとしか思えない。それとも唐千寿にとっては本望なのか?私が口を挟むことではないのか?

お姉さんから回答があったあともカウンター内の調理担当のかたからは何の説明もなく。

今日はカラスミの入荷がなくて仕方なく唐千寿で代用したのか?それともいつも唐千寿なのか?

あーもう唐千寿のことで頭がいっぱい。

我慢できずにカウンター内に声をかけました。

飲み子「今日だけ唐千寿だったんですか? それともいつもなんですか?」

店員さん「いつもです、すみません」

飲「カラスミと書いてあるのに唐千寿を出すのは違うと思います。私は唐千寿が大好きでよく食べるし美味しいと思うけど、カラスミと書いたらダメだと思います。唐千寿の認知度が低いから仕方ないのかもしれないですけどこういうところで書いてもらえないからいつまでも唐千寿の認知度が低いままなんだと思います。美味しいんだからちゃんと書いたら良いじゃないですか。私はいつも唐千寿ですよ。」というようなことをダーッと訴えてしまいました。お店の人の言い分を聞くこともなく。

お酒の勢いと、唐千寿への愛が、普段の内気な私の性質を上回りました。

お店の方も私の訴えをちゃんと聞いてくれているように見受けられました。勉強になりました、って言ってくれたし。心の中では面倒くさい客だなーと思っていたかもしれないけど、態度には出ていなかったから。ちゃんとした店員さんでした。

まぁ、「唐千寿とともに」って書いたってみんなわからないよね。でもせめて「カラスミとともに※ 当店では唐千寿を使用しています」ぐらいは小さい字で良いから書いて欲しかった。

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