図書館で借りた小説です。
『居酒屋ぼったくり』
「居酒屋」で検索したら出てきました。作品も作者も知りませんでしたが、せっかくなので読んでみました。
下町の商店街で若い姉妹が切り盛りする居酒屋の、美味しそうなお料理と、常連たちとの触れ合いを描いた作品です。
私は全く知らなかったのですが、小説は10巻以上でていて、コミック化、テレビドラマ化もされている人気の作品のようです。
亡き両親から引き継いだお店を大切に守っている、しっかり者で料理上手なお姉さんが主人公。妹想いで、絵に書いたような良い子。南ちゃんみたいな。常連たちも若者からお年寄りまでみんな良い人。みんなで捨て猫を助けたり。そういう小説でした。
卵黄の味噌漬け、豆腐の揚げっぱなしなど、料理はとても美味しそうでしたが、私はここの常連にはならないだろうなぁ。私はそんなに食べないし、料理より日本酒の種類の方が気になるし、店員さんや他のお客さんとの会話を楽しみたいというよりは、ひとりでひっそり飲みたいから。